文化財・文化遺産
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本住寺諦霊関係資料

本住寺諦霊関係資料
区分 市指定
種別 歴史資料
員数 34点
大きさ -
所在場所 -
公開・非公開
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詳細

幕末期に本市の生んだ隠れた文化教養人である本住寺第十七世諦霊を知ることができる資料群である。

諦霊自撰の「尾藩三六詩遷」、「乎波里三六歌仙」は尾張における詩学・歌学史上見るべき撰書で、安政2年(1855)の時点までに、これに類するもののない撰述である。

この資料群には、女流漢詩人として全国的に著名な大垣の江馬細香をはじめ、京都の儒学者で漢詩人の中嶋棕隠、祖来学派の明倫堂教授秦鼎父子、京学派の尾張藩図書監深田正韶、小沢蘆庵・伴蒿蹊の和歌門人の木村千斎、犬山の藩儒村瀬太乙、画家の小田切春江などから贈答されたそれぞれの自作の書画軸が含まれ、その交友関係の広さをうかがわせ、諦霊の文化教養程度を充分に推測させるものである。

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