文化財・文化遺産
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御祈祷御守

御祈祷御守
区分 市指定
種別 有形民俗
員数 1具
大きさ 幣軸 長さ58.3cm
所在場所 -
公開・非公開
none
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詳細

箱書にとると、文政9年(1826)5月21日の未明、堀田家の屋敷の内外に人知れず立てておかれたものという。

幣軸に「大黒殿神霊」「祭主敬白」などと記してあるところから、吉田神道など純神道に属する「祓」の用具と思われる。

なお、幣軸に記された甚目寺村・新川橋・根高村などの地名と「大御導串五本の内三本と小御導串百五十五本の内十二本を当屋ニ入」「奉幣転遷」などの文字からみて、方除けあるいは悪疫の転遷を祈る手段として、各所に幣軸を立てて来たものであろうか。

いずれにせよ、古い純神道形式をのこす祭具として貴重である。

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