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津島神社開扉祭の大松明行事

津島神社開扉祭の大松明行事
区分 市指定
種別 無形民俗
員数 1
大きさ -
所在場所 神明町1
公開・非公開 公開
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詳細

開扉祭(かいひさい)は、陰暦2月1日に行われる大きな松明を用いた津島神社の祭事で「おみと」とも呼ばれています。
江戸時代の史料『張州雑志』のなかで『藤嶋私記』(真野時綱著)では、由貴供祭(ゆきのくさい)と称さており、俗に「御戸開き神事」とも呼ばれながら、春を告げる祭として長年地域の人々に親しまれてきました。
また、資料内に大松明行事を描いた記載と絵図があり、当時の賑わいを今に伝えています。
尾張地方では他に見られない希少な火祭であることや、用いる松明の原料が松や檜、竹などではなく葭(よし)を使用し、水郷地帯でもあるこの地域の特色がうかがえること、また、全国的にみても非常に大きな松明を用いていることなどから、歴史・文化を伝え、地域の人々に長年にわたって親しまれ続けた民俗行事として市の無形民俗文化財に指定されました。

・松明の制作工程
大松明は2本作られ、津島神社神饌田(愛西市下一色町東堤外と愛西市町方町新西の2か所)で葭を栽培し旧正月後、数日かけて葭を刈り取ります。葭を直径1.2メートルほどの束にし、麻縄と棒で締めながら形を整え直径1メートルまで締め込み、また直径1.5センチの藁縄で2重に巻き片結び止める(間隔12センチ結び目は80~90)、松明の長さ10メートルになるまで繰り返し行います。

・祭当日の流れ
東大鳥居前より午後7時45分頃、清火が大松明にうつされ、午後8時、1本の松明に25人の担ぎ手(消防団総勢50名)が火のついた大松明を担ぎ、東大鳥居から東境内に入り、反り橋の前を練り廻ったのち、楼門をくぐり抜けます。
この葭は、箸の代わりとして用いると「中風除け」・「歯痛除け」に効能があるといわれ、「厄除け」・「災難除け」・「田の虫除け」のお守りとされ、燃え残った葭を競いとって家に持ち帰ります。

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